「悩みの根本原因を解決し、自己肯定感を高めるサポート」を行っています

医療・介護・保育・福祉関係の仕事で一番問題になるのが、人間関係や業務内容へのストレスと言われています。今回は、埼玉県でメンタルコーチとして活躍中の「こころの共育研究所」代表の庄司順子さんにお話を伺いました。

 

庄司さんは、現在「こころの共育研究所」の代表として活躍しておられますが、そもそもメンタルコーチになろうと思ったきっかけはどのようなことになりますか?

 

そうですね、私は以前損害・生命保険会社の営業をやっていた事があって、営業成績では表彰された事もありますが、実はその当時心も身体もボロボロ状態が続いていました。成績とは裏腹に、何か満たされない、むなしい思いがあって、自分でもどこに向かっているのか分らなくなったという経験がありました。

 

相当忙しい毎日を送っておられたんでしょうね?

 

はい。休日も仕事にのめり込んで、気がつくと頭は仕事の事ばっかり、時間は全て仕事に使っていたような日々でしたね。そう、「お金はあっても幸せじゃなかった。」という感じでした。

 

なるほど。「熱血サラリーマン」だったんですね。

 

その後、結婚、出産を機に退職して専業主婦になったのですが、子どもが年子だったこともあり、子育ては大変でした。子どもが幼稚園になじめずに悩んでいた時にコーチングと出会い、その後心理学を学ぶことで子育ても生きる事も楽になりました。がんばっているけどうまくいかないという方の根本原因を解決するサポートができればと起業しました。

 

なるほど、庄司さんご自身がメンタルな領域で悩まれたご経験が発端となっているんですね。庄司さんは、現在メンタルコーチとしてご活躍ですが、どのような活動をなさっておられるんでしょうか?

 

 

はい、大きく分けて三つあります。

 

一つはセミナー講師としての仕事です。

二つ目は、企業への継続研修サポート。

三つ目は、働く女性や経営者の個別相談です。

 

 

セミナー講師としては、どのようなテーマでお話されるんでしょうか?


そうですね、やはり介護福祉業界は離職率が高い分野ということもあり、「定着率を高め、やる気を引き出す承認マネジメント」とか、コミュニケーションやモチベーションに関連した目に見えないテーマが多いですね。

 

これは、恐らくどの事業所さんでも聞きたいテーマだと思います。

二つ目の活動はどのようになりますか?

 

はい、毎月定期的に事業所さんに伺って、経営者の課題をお聞きした上で一緒に解決するサポートです。モチベーションの向上や、スタッフとの信頼関係の築き方などの研修や、スタッフに対して離職防止のための個別面談などを行っています。

 

 

これも興味深い活動ですね。まさに離職率と直結する問題に取り組まれているという事ですね。

先ほど庄司さんから離職率の高い分野というお話がありましたが、福祉関連の職場で今、人間関係に悩んでいる方も多いと思います。そのような方へのアドバイスをお願いできますでしょうか?

 

そうですね。私が関わる方々の90%は、人間関係での悩みを抱えて居られますね。お話を聞いていると、「いつも相手が気になって、イラッっとする」「どうもあの人は苦手だ」というものが多いです。

 

確かに誰しもが経験することで、興味深い課題です。

 

そうです。でも、そのような人間関係の悩みを抱えている人に共通するのは、「自分との関係性に問題がある」ということが挙げられます。

 

自分との関係性ですか?

 

はい、自分を否定したり、認められない、自分が嫌いといった自分自身との関係をどう思っているかです。

自分への感情が他人に対して反映される。

よく「人は、鏡」と言いますが、こういう事なのです。

 

どんな人でも、思考のクセ、信念、信じ切っているものといったものをもっていて、これが、悩みの原因を作っています。ただ、無意識ですので、自分では気付いていないという事が多いのです。

 

なるほど深い話です。

テーマにもありました「根本原因」ということでしょうか。どうやったら、改善に結び付けられるでしょうか?

 

まずは、自分を知る事です。

自分がどんな時にどんな反応をし、どんな感情になるのか?

自分を観察してみる、自分の思考のクセを探してみることです。

 

特に、同じパターンでうまくいかない、いつもこういう時嫌な思いをするという時は、潜在意識に刷り込まれた思い込み、つまり思考のクセが隠されています。

 

マイナス感情になった時は、どんな考え方、捉え方をしてそんな感情になったのか?個別相談では、そういったことをお聞きして、一緒に考え、解決しています。

 

なるほどですね。まず自分を良く知って自分を受け入れることから始めるということですね。

 

はい、そうです。

完璧な人はいません。

うまくいかない時もジャッジしない事。ただ、ただそうだったんだと自分を認めてあげることです。

自分を認めることで、自己肯定感も高まっていきます。

相手ではなくまず自分が変わっていく事。

そうすることで、人間関係は、変わっていきます。

職場においても家庭においても同じなんです。

 

勉強になりました。そういう心の仕組みを知った上であらためて自分自身を見直すと、職場の人間関係も変わって、今問題になっている離職率も下げられるかもしれませんね。

 

興味深いお話大変有難うございました。

 

 

~~こころの共育研究所~~

  代表 庄司 順子

 

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